スノーボールアース理論


 幻想郷ではたらくひとたちでは地球を襲った数々の大変動が、幻想の世界と溶け込むエピソードが
 盛り込まれております。 具体的には、妖精たちの行動が生んだ「スノーボールアース
 竜神の怒りによって起こされた「プルーム大噴火」といった具合です。
 これらは実際に起きたといわれる最新の仮説です。
 スノーボールアース すなわち全球凍結の発端となった二人の妖精の正体は、シアノバクテリア
 メタン虫でした。 今から6億年ほど前地球を暖めたメタンとシアノバクテリアがせっせと作った酸素が
 結合してしまい地球に寒冷化現象が発生した、これが全球凍結です。
 全球凍結は赤道までもが氷に閉ざされる空前絶後の氷河期です。
 しかし生命は生き延びました。彼らは地熱地帯に身を隠し命をつないだのです。


 しかし全球凍結の後、生命には進化のドラマが待っていました。
 生命は微生物から目で見える大型生物へと進化したのです。
 全球凍結それは生命が今の姿になるためになくてはならない試練だったのです。