□月 ●日  No1673 飲み会でぐだれ


宮内省霊能局 そこは、顕界において様々な面妖な出来事を取り扱う部署である。
基本的に妖怪相手のこの部署において八雲商事とは協力関係でもあり、ある種
監視対象もである。
そんな彼らと意見交換会もとい飲み会。場所はとあるお好み焼き店。


今回話したのはこんな感じ。


人間型のおぞましい巨人妖怪の事例。
大人を驚かせることに成功したが、子供に元ネタを看過されてしまって
退散する羽目になったとか。最近は元ネタを探すのも一苦労だそうである。
妖怪の中では、昼間は人間と一緒にはたらいて夜は、ビデオを借りて新しい
ネタにチャレンジするなんて妖怪もいるのだとか。
ここまでくると涙ぐましいものがある。


一時はやったエイリアンネタ。派手に暴れすぎて霊能局と八雲商事のエージェントが
派遣されてしまった。冴月がガウスライフル片手に小型ミサイルに乗ってやってきて
妖怪たちがいきなり土下座をしたらしい。
ミサイルはクリーンヒットしたもののとりあえずかすり傷程度で済んだので
よし?とするべきなのだろうが、何か重大な間違いを犯していると思う。


幻想郷に行けばもっと待遇がよくなるのではないかと相談してきた妖怪。
博麗の巫女や自称現人神の行動を説明すると顔を真っ青にして諦める。
御札で問答無用にどつかれるのはやっぱり彼らだって痛い。
さらに問題となるのが飲み会。 お酒が弱い妖怪はいつまでも幻想郷に
いけないと嘆く。 


霊能局にも何人か新人がきているようだが、彼らの訓練が難航しているとか
その辺の話をするとどこも同じだなと思う。
たいていの場合は教え方が悪いことが多い。基本的に昔も今も
若い人のスペックは変わらないというのは妖怪の意見。
なるほど確かにそうかもしれない。


とりあえず二次会まで行ったがメンツがいつもの連中になって
いろいろ愚痴を聞かされたが、まあいつものことだし大丈夫だ。問題ない。