□月 ●日  No1760 妖怪だって暑いのです


最近の商品販売傾向について。
この時期になりますと、いろいろな場所が蒸れるということでパウダーが売れます。
妖怪の中には、スタイルを変えてまで蒸れる場所を減らすなんてことをやっている人が
いるくらいです。
身体に羽毛を持っている妖怪はさらに状況が深刻ですが、基本的にそういう妖怪は
羽毛部分に汗腺がないため、色々面倒なことになっています。
耐えられないと水浴びをしたり高々度を移動しだしたりします。

 
ノースリーブ組は基本的に勝ち組ですが、気をつけないと夕立になったときに
面倒になるみたいです。


ヒートアイランド現象がそれほどでもないためかエアコンがないためか熱中症
顕界と比較するとそれほどでもありません。


エアコンの効いた場所に長い時間居ますと体温が奪われないようにと汗腺が閉じてしまいます。
この状況ですと、身体が熱いのに体温が下がらないという状況が生まれます。
これが冷房病と言われる現象ですが、幻想郷でそう言う問題が起こるのは基本的に
例の神社くらいです。 
しかも最近ではここが涼しいと知ったデストロイヤーなどが
居座ってゴロゴロしています。


ちなみに薬屋でも冷房がありますが弱冷房であってそれほど寒くありません。
仕方がないのでクソ仙人を呼んで、叱らせようと画策しましたが、
冷房のあまりの快適さに真っ先に墜ちました。頭が痛いです。


河童が魔術で動く扇風機を売り出していますが、誰も買いません。
この扇風機にはガードがなく、羽を触った妖怪が怪我をするパターンが多いです。
特に後ろに添え物があることが多い妖怪は 羽などが巻き込む事故が多いのです。


そんなわけで幻想郷の夏は結構大変です。