□月 ●日  No2463 ご飯って甘かったっけ


昨日はおにぎりの日というらしい。このおにぎりというのが、幻想郷で色々問題になった
思い出があったので。折角だからその辺の話題を書いてみる。


実はおにぎり自体は古くから存在しているのだが、調理方法が昔と今では違う。
大きな違いは脱穀の部分と、調理方法だ。
当時は脱穀の仕方が不完全だったため、ご飯と言えばほとんど玄米などになっていた。
しかし、近世になって脱穀や精米の水準が上昇、さらに調理方法の開発により
現代のごはんになっていたのである。


皆がよく言う白米のごはんは実は最近になってできたものなのだ。
神子様や大師様が復活した時に最初に問題になったのは、食生活の問題だったのだが
ここで問題になったのが主食の問題だったのである。
この食べ物はいったい何なのだというわけだ。


これをご飯と認識するまで、二人は本気でこれを菓子の一つだと思っていて
何故主食が出ないんだと言われてこっちとしては色々コメントしがたかったのである。
最近はようやく今のごはんに慣れているのだが、それでも甘いと言われるので
最近は一輪嬢などが当時のつくり方を再現していたり、鍋にしたりして
調理しているらしい。


つくづく難儀な話である。