米帝の歴史の中でも特に凄惨を極めたのがシビルウォーだろう。俗にいう南北戦争である。
いわゆる農業系の南部と工業系の北部の戦いという側面もあったが、そこにいろいろと
複雑な因子が混ざり合っており、単純では語れない。
凄惨になったのは、初めて弾幕戦が導入されたということだ。
問題は相手が人間であったことである。
塹壕戦などのノウハウもなかった上、索敵もきちんとできていなかったこともあり
戦闘は陣地なしの遭遇戦ばかりというものだった。
ここで妖怪変化も、空中移動、弾幕戦という戦闘が
人間に大きな効果を発揮することを学ぶ。
ＷＷＩまでこの傾向は続いたが、そのころには博麗大結界が分離成功し
弾幕戦のルールのみが残る結果となったとされる。
