我々にとって幻想世界は日常であり、ただの出張先にすぎません。
ただし、そこが幻想世界であるという明確な区別をつけており
そこで事故が起こることはありません。
まあ、ポータルを発見する確率が少し上がりますし
顕界で妖怪変化を見てもものすごく冷静に対処できるってのがあります。
この手の訓練をろくにやっていない人がどうなるのかって
まあ、下手すりゃ死ぬんですよ。
一番やばいのは、これが幻想世界だから自分は安全だと錯覚してしまうことです。
ところがそれが本当に危険で、大体事故はそこから起こるわけです。
こうしたケースの治療に使われるのが話はちょろちょろ聞きますが
所謂訓練装置ってやつです。
いろいろな妖怪変化と直接対峙させて
ここが幻想世界であることを認識させるって奴で
たしかウサギたちの訓練に使用するとかなんとか。
まあろくでもない装置であることには変わりないので
ご注意をば。
そういえばこいつのの応用で作られた悪魔のゲームとやらは
魂魄や朝倉たちにフルボッコにされた挙句、このシステムの一部になったとかは
本当ですかねえ。