□月 ●日 No4586
幻想郷はなんでこんなにのん兵衛が増えてしまったのか
まあ理由は比較的単純です。つまるところ江戸という時代の中で、
ただ搾取するだけの層が消えてなくなり、余った米の消費先が
酒だったってことです。
というか米を余らせると米価暴落からの経済基盤崩壊だったので、
その調整としての酒だったのです。
アルコール度数を上げてしまえば比較的長期間保存できるのもポイント高いです。
まあ、食う分以上に酒にしてしまって飢饉ってことが起こる時もあるんですけどね。
幻想郷の場合、豪農から所得を拡散させる方法として
妖怪退治があります。豪農はスポンサーとなり、妖怪退治を生業とする
人たちへの資金協力 食料があります。
とここまではいいのですが、われわれがある程度スタビライザーとして
機能した場合、食料や資金はコスト面であまり割に合いません。
前者では、そこまで困っていない。 資金になるとロスが大きい。
そこで出てくるのがお酒。
はい、こんな有様なので、お酒が妖怪変化の間に大量に出回る結果になってます。
しかも消費してくれるし、延々と消費されるからウインウイン。
結論、幻想郷にとって酒は米価安定のための調整装置
余ったら妖怪に消費してもらって価格安定でした。
んがんぐ。