魔術の薬というのは謂れというよりは、なんだかんだで
科学的要素が大きいです。だって口にするじゃないですか
くちにして病気になったら敵わないし、特に長寿な妖怪変化で
慢性疾患にでもかかったら致命傷どころじゃないわけです。
マジで悲惨。
そんなわけで、魔術の薬というのは殆ど治療薬ばっかり
最初は臨床実験していたが、割と早い段階で
科学的治療に移行していたりします。水銀飲むなんて愚の骨頂ってのは
割と魔術やってる人の常識です。えっ、のめって本ばかりだって
そりゃーあーた、そういう本が大量に出回ったから
魔術師が幻想郷にいっちまったんだろうが
結局のところ、たとえば肉体疲労時の影響補給剤と
力づくの魔術のほうが効率がいいという話を聞いて
なんだかなあというしかありません。
まあ、そういうクソ魔術書とまともな魔術書をわけるために
魔術師は本を読みますし、まともな本が蓄積されれてる関係で
本は読み解くより盗むほうが効率的というのも
なんだかわかる気がするのですよ。