八雲商事に在籍するというチーフと呼ばれる人物。
彼は自称ノースキルだが、神話生物とか怪しげな生物をほとんどスルーし
普通の人間なら狂気に陥るであろう展開でもまるで反応を示さない。
本人は慣れという言葉で片づけているが実際は違う。
慣れているからどうというわけではないはずである。
一歩間違えれば、いやお一歩間違えなくても
巫女の退治要件にしっかり入っている
害を与えるわけではないと主張するも、幻想世界に物資を送っている時点で
それなりに害悪でもある。
もっとも彼を攻撃したら報いは大きいだろう。
たとえば、
来る予定のお菓子が来ないとか
甘い果物が届かないとか
注文していた紙とペンがこないとかそんな感じだろう。
これは攻撃以上に十分すぎる報いともいえるだろう。
それにしても彼はなぜここまで圧倒的なまでに
正気でいられるのだろう。それはすでに妖怪変化と同等と言える水準である。
いや、本当に慣れなのかもしれない。
正確にはマヒというのが正しいだろうと思われる。