さて八雲商事には超強力なマジックアイテムが存在する。
それすらもかなりやばい代物
最強の裁断機です。 ありていに言えばシュレッダーです。
こいつ、すごいのは自己修復能力を持った超強力シュレッダーで、
使用目的は色々くっさい本を粉々にするってやつです。
たまに本が抵抗をするときがあるので、そいつに対しては
力づくで裁断してしまうそうです。
普通ヤバい本の多くは幻想郷に送られますが
例えば写本とかデッドコピーの類はこっちゆきになることが
多いようです。
活版印刷だとどうかって話もあるのですが印刷機に
かなりの処理が必要になるそうで、現代でも
写本は普通の手で書いたものだそうですよ。
ただしヴィヴィットのような魔術機構をもつ
連中が写本を作ればかなりの精度で魔術の
複製が出来てしまうそうです。構造レイヤーがかなり浅いらしいですが
それでも動くだけかなりすごいと。
構造レイヤーとは魔術書類に隠されたやつで
例えばみんながわかりやすい奴でいえばあぶり出しとか
何かしらの折り目とかをつけて鉛筆でこすると浮かび上がってくるとか
そんなやつです。 こいつとワンセットで呪術は完成するため
単純にコピーとはいかないんですね。
んで裁断機はそんなもんをお構いなしに処理するわけです。
処理後はリサイクル処理がなされます。最近はリサイクルマシンってのがありまして
結構巨大なんですけど溶かしてまた紙にしちゃうんですよ。
なんかヤバい紙のような気がしますが。