□月 ●日 No4444 文明の利器はやっぱり便利なんです
まあ、アホな話をひとつ。
うちの会社に高所作業車が一応あるんだけどね、こいつが全然動かしている様子がないんですわ。
なんでと言われたらそりゃ単純な理由でね、そんなの使うくらいなら空飛んだほうが手っ取り早いからなんだよね。
でも、ここ最近こいつをきちんと使いましょうって話になってるんですよ。
どちらかというと事故防止の観点でですね。
電球交換していたんですよ。最近は水銀条約っていうんですかね、水銀灯を入れ替えているんですが
在庫が切れたので、ようやく半導体タイプの奴に切り替えることになりまして
んで、そいつを交換するんだけど、空飛べる奴にとって高所作業車って最高に
まだるっこしいわけなんです。
ちなみに幻想郷のほうが半導体タイプへの移行が早く進んでいるんですよ。
これは、電力消費を減らすニーズが高いためなんですが 閑話休題。
そしたら水銀灯を落としましてね うっかりと。
真下に職員が居まして大惨事ですよ。
普通なら。
まあ1クレジット消費という展開で終わったわけなんですが、そんなわけで
ついに高所作業車使いましょうって話になったんですね。
そしたらですね、これがめちゃ好評だったんです。
ここで飛行についての一つの問題が初めて明るみに出たのでした。
それは重いものを持った瞬間に制御困難になるということです。
また全身スーツ化するのも結局重量バランスの理由だったということです。
それを考えれば高所作業車使ったほうが重いものはこいつに積めばいいし
安全だったって話です。 とほほですね。