□月 ●日  No4774 肝機能

 浅間さんはうちの社員の中ではかなり異色の存在です。
 事務職でありながら戦闘能力はかなりシャレになりません。
 巫女になるための訓練を行っていたためか恐らく博麗の巫女の次には
 陰陽玉の運用がうまいと思います。この辺はどちらかというと
 場数の差であり、場数が同等ならあるいはというところでしょう。
 もっとも浅間さんが博麗の巫女になることはないでしょう。
 順位がというよりも年齢的にアウトです。

 というわけで年齢的にアウトって話の理由
 いくつか理由がありますが、単純に事故率が上がる
 っていうのがあります。正確には自分の中でリミッタをかけてしまいます。
 これによって発動しなかったり抑制系魔術が発動せず暴走するなど
 色々な不具合があります。それを浅間さんは酒の力できりぬけてます。

 もうお分かりですね。これ。肝機能にかなりの負担がかかります。
 これが一定年齢で巫女になれない根本的な理由です。
 これでも浅間さんはかなりうまくやってる方です。
 朝倉さんがやたら魔術抑制や制御にこだわるのもこれが理由です。
 常時抑制ならまだいいですが、アクセルふかしたまま突っ込むと
 確実にテイクダウンとなるでしょう。

 いずれにせよ基本的に戦うべきではないという結論です。
 そして博麗の巫女たちが総じて短命である理由でもあります。
 仲間を使って活動している現世代が相当のイレギュラーってわけです。
 まあ、自称現人神も大概ですが。