■月 ●日 No4877
この時期になると霊能局の新人が中有の道に入っているんですわ。
もちろん彼らはそれなりに訓練されているからそれなりの動きをするんだが
まあめっちゃ浮いているんですわな。
服装もきっちりしているし、私なんか超ラフな格好なわけよ。しかも
あいつら眼鏡をちょろちょろ掛けたり外したりしてるから速攻目立つのよ。
だってここに来たら基本眼鏡なくともよく見えますからな。
眼鏡が度なしになるといえばわかるかな。
矯正している人は顕界に戻るとこれのせいで頭痛に見舞われるというしな。
閑話休題。
あまりにあまりの行動をしているので、こっちも先輩風吹かせて
つっこみを入れることもしばしばですが、若い姉ちゃんがそういう動きをしていて
中有の道でセクハラにあってるのはちょっとアレだ。
止めに入ろうとしたけど、あいつら大体元警察とか軍隊だから何とかしちゃうし
あいつら武装しているから、一方的なんだよな。
まあだいたい割って入る時は、「ほどほどに」っていうんだよな。
あなた死神なのかって言われるのも多分この辺が原因なのかもしれん。