■月 ●日  No4928
 
 今日では魔術に関する様々な情報を得るのは比較的容易に
 なっていると思います。
 問題はこうした情報が概ね無害か、めっちゃ誤っているのかの
 両極端であること。
 そんなわけで、秘封倶楽部というのはこの手の業界ではすでに伝説みたいな
 扱いを受けていると聞いて色々頭が痛くなるわけです。

 んでここのところのサークルはかなり劣化が激しいことははっきりしています。
 人が集まっているけど、縁がある人たちではないということです。
 いやこのサークルに入ったからといってそんな目に遭っていたら
 危険扱いでサークルそのものはおとり潰しでしょうね。

 それでですね、なぜか私が特別扱いされるのですよ。
 本当に魔術を使いそうなやつはどうでもいい扱いをしていて
 どう見ても私はいい目くらまし程度の扱いなわけです。
 実際問題としては野郎が持ち上げられていれば
 変な男がやってこないという至極全うな理由が聞けたのでした まる。

 私何か魔術らしい魔術なんか知りませんよって言っても信用してもらえない。
 ぶっちゃけその程度の知識は仕事してれば身につくし、
 それで助かったから命の恩人と言われても困るわけです。 どうですかね。