■月 ●日  No4954

 太子様の棲家が水没寸前と聞いて、電源車と電動ポンプを投入しました。
 完全に床上浸水していましたが、肝心かなめのところは無事だから
 おっけーね。
 というのもこの場所、大雨のたびにしばしば水没しているのです。
 それでもなんとかなっているのは実質ここの住民がアンデッドだから
 だと思っております。

 とはいえ、水没すると結構泥まみれのごみ塗れになります。
 普段は水質が良いこの場所も結構ひどいことになります。
 多少のごみはガードされますが多少はダメージが入るので
 水が引いたら補修工事が必要です。この辺は住民がやれば
 特に問題ありません。

 今回は復旧を早めるため、電動ポンプで地下水をくみ上げていますが
 賽の河原みたいでやるせない気持ちになります。
 水は川に廃棄するのですが、何パーセントかは地下水脈を経由して
 戻ってきてしまうらしいです。では隙間に廃棄すべきかというと
 今度は水資源が勿体ないのでどっかで備蓄しないとなりません。
 農業用水がなくなると詰むので仕方ないですね。

 せっせと排水して処理する様はほとんど土木工事の類です。