結論から言いますが幻想郷の電気事情はウンコです。
当然といえば当然なんですが我々が充電池にこだわるのはそのせいなんです。
例の神社が開発した地下発電所は配電網の未整備で結局役に立ったと言いがたいことになりました。
喜んだのは妖怪の山にいる住民たちだけという感じです。
出力には余裕があるのが救いなんですが、それでも配電網がダメだとどうしようもない。
基本的にインフラって根本をどうにかしてもダメなんです。
インフラは根本を配る部分が両方立ち上がってきちんと機能します。
幻想郷住民には田畑の水路みたいなものと説明しています。
たとえば幻想郷であってもポンプは必要です。
ポンプがあれば耕地面積を増やすことができます。
幻想郷は高地にあるので一定以上の耕地面積を稼ぐためには
水を遡上させないとダメです。
これができないと一気に干上がってしまいます。
明治期ではそのへんが不安定であったため、とても苦労したという資料が
八雲商事にあったと言われています。
幻想の世界であっても顕界の基本ルールはどうしても準拠となります。
何事も都合よくいきませんし、第一幻想の世界ですべてが都合よくいくなら
霞を食ってればいいんです。 無理だからこうなるんですよね。