ちょっと前に糞狸との会話で面白い話を聞きました。
よく地球の意思が人類を滅ぼすって話ってのがありまして
そういえば20年前くらいにサブカルチャーとして流行したってのがありましたが、
あれで言えることって、「人類は地球を代表していねえ」という事実がありまして。
よく考えてみますと人類を滅ぼすってやっているところも少し発想がおかしいですね。
地球の意思ってのはそりゃもう無慈悲なものでありまして、動物だろうが人間だろうが
妖怪だろうが皆片っ端から滅ぼすってのが本当の変動ってやつです。
例えば人類だってちょっと前には滅びかけていたんですよ。でも何とかしちゃった。
ひとつは弾幕の発明でもうひとつは農耕の発明だったって話。
人類が自然を破壊するっていいますが、どんな生物も増えたら自然を破壊するのです。
草食恐竜が森をなくしたり、古くはシアノバクテリアが地球に氷河期を生み出したりも
しているわけです。人間だけが自然破壊するって思っているだけで烏滸がましいです。
そんな感じ
自然のママがいいとか、可哀想っていうのは、それをいう人が安全圏にいるからいえるだけのことで
自然のママというのが本当にニンゲンの手が入ってないというのなら許されますが、
野放図に広がる自然がどれだけ過酷かってくらいは心を痛めてほしいものですな。