■月 ●日 No4962
幻想郷のインフラ整備については可能な限り現地人に行ってもらうようにしている。
一部不足部材や、金物類などは輸入を使用するようにしている。
ただし八雲商事の機器類は全部うちの持ち出しである。
現在幻想郷内部でも通信設備が通るように様々なアンテナ類
電源類の敷設が行われております。これまでは大電力が必要なものも
様々な電力リソースの追加と蓄電設備の補強により、割と長時間使うことが
できるようになっております。
顕界ほどではないですが、ほぼ必要な分の帯域が確保できています。
特に八雲商事社員の命を守っているのが、魔術のダウンロードです。
これによりかなり魔術の安全度が上がっているのですが、
霧雨のご息女みたいな手癖が付いている人間には
ちょっとつかえないのが玉に瑕です。
本人はちょっと興味を持ってくれているのですが
サブスク価格が高すぎるのがマイナス過ぎます。
通信設備が使えることで幻想郷の山で遭難することは減りました。
ゼロではありませんがそれでも十分な成果です。