□月 ●日  No4724

 顕界の法律に博麗大結界が仕込まれている件について
 法律で形成される結界もあるが、一方で法律を緩めて結界にするケースがある。
 あえてガバガバな構造とするのは、規制するのが難しい魔術器具を
 歴史上の建築物ということで包括してOKとする手法である。
 この方法によって、構造上では無理があっても魔術上では有効な構造物を
 建てることが可能となっているわけです。
 
 一方で八雲商事の建築物は幻想郷に建築されても現代の基準法を
 適用しないといけません。さらに顕界のルールの中でも厳しい
 特殊建築物という扱いとなり、さらに特定避難所としてのルールをクリアーしないと
 いけません。幻想郷で大異変が発生した時、八雲商事の家屋は最悪の場合のための
 避難所としての機能が必要となっております。

 顕界ではおなじみの水を格納できる地下貯水エリアもその一つです。
 もっとも地下貯水エリアを隙間や、スペルカード内部に逃がす機構がある点で
 顕界とは違います。 隙間を使えばいいのではないかという意見もありますが
 出し入れの容易さはスペルカードのほうが上です。容量はたかが知れていますが
 大容量スペルカードを利用すれば、ドーム球場数杯単位で格納できるわけです。 
 まあ、電力がなくなると隙間頼りになるんですがね。

 当然八雲商事の施設建築には確認申請が必要で建築主事はなんと地獄におります。
 正直なんでここにあるんだよってレベルですが、幻想郷の現地住民が
 建築性能評価をしても仕方ないので当然と言えば当然だと思います。
 しっかしなんでここに顕界のお役人がんがんっぐ。