■月 ●日 No4964
この博麗神社に出入りするおっさん、かなりやばいんです。
まず大半の妖怪に物怖じしません。というより博麗神社の賽銭が
まともに集まらないのって、そこにやってくる妖怪変化がやたら
多いからなのですが、このおっさんは殆どそれらを無視してきます。
貧乏神に福の神にも反応しません。ここまでくると絶対悟りを開いています。
このおっさんが色々何かを置いてきてくれるので、博麗の巫女たちは生活できますが
試しにある妖怪がこのおっさんにちょっかいを出そうとしたら、額から
液体を流して倒れました。
なのですごい術者なのだと思っています。その割には彼から
何も感じないんです。
きっと高度な隠ぺい処理がされているに違いありません。
このおっさんが持ってくるたべものってとてもおいしいんです。
だからおっさんを狙う者も多いようですが、守る者も多いようです。
きっと食べ物に買収されたんだと思います。
その意味でこのおっさんは下手に触らないことが自分の安全を守るのには
とても大切だと思うんです。君子危うきに近寄らずってやつです。