■月 ●日 No5027
地獄って、倫理的に不味いことになる時の歯止めになると思うのです。
それは死後の世界が全く分からないこと、地獄が一体どんな世界か
わからないことは人が倫理観を超える妨げとなります。
しかしながら八雲商事社員は死後がどんな世界かを知っております。
そして天国と呼ばれる世界も本当の意味で極楽浄土なのかどうかを
理解しております。もうお分かりですね。
阿礼乙女も八雲商事の某社員も完全に根っこは同じです。
なのであいつら平気でえげつないことをしています。
そりゃ閻魔様もあきれるわ、お手上げですわ。
確かに双方とも幻想郷にはなくてはならないのですが
肝心な何かが欠けているわけです。
結果 以下のやり取りとなります。
「最近、暇ねえ、ねえねえそこのあなた、今すぐ白骨死体で発見されなさいよ」
「いや、白骨死体って手遅れだから、それに痛いから」
「大丈夫でしょ。どうせコンティニューできるでしょ。」
「ほらそこを踏めばすぐにできますよ」
もう残虐行為手当とかフェイタリティとかそういう話になるんですね。
まあそういうのに慣れないと、幻想郷を記述するのは不可能です。
これは双方の共通認識となっております。