■ - 幻想郷ではたらくひとたち

■月　●日　　No5048

　八雲商事社員って結構な割合で在宅勤務をやってる。
　というか、在宅勤務制度がなければ幻想郷で滞在できないのだ。
　私もだけど幻想郷に一応の住居がある。
　一応隠しているセーフハウスみたいなもので、入るには
　一定の手続きが必要な代物だ。窓はないけど照明とか
　健康的で文化的な生活は一応送れるぞ。
　色々語弊はあるけど。

　在宅勤務をしている要因はというと、たとえば追われたときとかですね。
　会社に戻ると色々面倒な時に戻るって感じです。
　さらに地上部に普通の建物があるとさらにいい感じです。
　たまに盗賊とかが空き巣に入るって流れもあるんですが
　だいたいは無事じゃすまないです。　
　
　何故って、一応複数の妖怪に依頼してここを護衛してもらっているのです。
　なんでかって、妖怪たちも外貨が欲しいしインセンティブが欲しいのです。
　ここに向かった人がだいたい行方不明になるってことだけで
　大半の人は近づかないのもいい感じです。
　
　一応不法侵入した場合という条件ですが
　極まれに助けを呼ぶ場合もあるようです。
　まあ助けを呼ぶ振りをした人ってこともあるので
　発覚しだい死よりも悲惨な目にあうわけですね。
　こわいですね。

　霧雨のご息女が地味に金持ってるのはこの辺の理由が・・・