■月 ●日 No5170
とりあえずですね、明羅女史が朝倉を引き取ったって連絡が来ました。
なんでも月面人を狙う連中のついでに狙われたそうですが
「私をどうするつもりなの?エロ同人みたいに?」とか意味不明な
戯言をほざいているため、急遽回収したとのこと。よく明羅女史で
どうにかできたと思うのだが、多くは聞くまいと思う。
綿月妹がすっげえなんとも言えない顔をしていた。
「あれ、本当はあんな感じですか?」って聞いてきた彼女の
なんとも言えない目が忘れられない。
だが、考えてみると、あの行動すらすでに合理的な視点によるものだと
今月面人と対峙してわかる。つまるところ、これは穢れそのものなのだと。
月面人が多用する銃もよく調べてみると実弾銃ではなく
ビーム兵器だったりプラズマ兵器だったりしている。
このことからも彼らが流血を極端に嫌うのではないかと言う
想像が成り立つ。いや、感染症対策を考えたら流血なんて
もってのほかなんですよね。そりゃもう。
だからこそ月面人が攻撃を仕掛けたとき戦車を使ったわけですね。
まあ、しっかしですね、抜き取ったデータ結局私が見ているんですが
これ黒歴史みているのと変わりませんな。