■月 ●日 No5276
チルノ型と言われる妖精は氷妖精の一形態ですが、顕界では
たびたび発生して社会問題となっている妖精の一種です。
こいつが出るたびにほぼ確実にゲリラ豪雨が発生し、局地的な水害が発生します。
一説には温暖化によって氷妖精の生活圏が脅かされたまたは、権能が暴走した結果と
言われていますが原因は謎です。
もちろん、彼女(?)を利用したスペルカードも開発されており、冴月が運用する
次世代型スペルカード「チルノレギオンズ」「サニーレギオンズ」「スターレギオンズ」
「ルナレギオンズ」が月面戦争残党掃討に確認されたという話もあります。
妖精一匹駆除するにもかなり手を焼くのにこいつを数千匹弾幕のように運用するわけで
魂魄が月面で放ったダーティーボムよりもかなりえげつない代物だと思います。
さて、肝心の妖精の駆除ですが、毎度死闘になるとかなんとか。
そもそも周辺は強風が吹き荒れており飛行は困難なところに
雷は飛んでくるし、雹も降ってくる、こうなると自然の弾幕であり、こいつを
避けながら妖精を退治しないといけないのです。だったらミサイルとかの
大火力でって思うかもしれませんがここまで強風だと、弾丸も当たらないし、
ミサイルだってあらぬ方向に飛びます。
顕界に出現している危険な妖精ですが、まあ、発達前なら退治可能ですし
時間経過でも消えるので、最悪放置ってのもあります。
顕界の建築はすでに彼女を想定したスペックとなっているため、そう簡単に
やられない状態です。それで昨日の話になるってわけですね。