■月 ●日 No5680
すげえ戦闘力持ったねえちゃんを車で轢いてから大の大人数名で至近距離から
拳銃で攻撃するってやりかたあるやろって 聞いてきたルーキーに現実を教えてやる話。
まあ言っちまうとこれと全く同じことを小兎姫がやられたわけよ。
ルーキーが凄い青い顔していたけどさ、どう考えたって返り討ち展開じゃないですか。
そもそも車で轢くってことが間違っているんだわ。しかも小兎姫の奴回避しなかったらしいわ。
もうゲスいんだわ。いざとなったら警察沙汰にする気満々ってことなのよ。
車? そりゃ鉄筋コンクリートの支柱にぶつけたような有様よ。中の人生きていたんだろうか?
たぶんすぐには襲ってこれないわな。
人間やめればできるだろうけど、そんな奴はそもそもそんなスキーム採用しないのよ。
だって実効性ゼロだもんさ。効果が薄いとわかっている攻撃方法使うならもうちょっと
気の利いた戦い方するじゃん。だいたい速度が足りないもんさ。やつら本気出せば普通に
弾丸避けられるんだわ。そんな奴が高々時速80km程度で突っ込んでくる乗用車なんて
それこそ止まって見えるから生存空間ばっちり確保しながらぶつかった振りだって
容易なわけよ。
この段階でルーキーの顔色が違う方向で変わってるんだけどさ。
んでおっさん困惑しながらとりあえず近寄るわけよ。てかさ困惑するくらいなら
突っ込むべきじゃないよな。このド素人が。
だからみんな揃って人事不省になったってわけよ。 もうだめっぽいな。