■月 ●日 No6142
博麗の巫女や霧雨のご息女らが普段何を食べているのかといえば
割と鍋が多くなりがちだ。鍋というより雑炊の類というべきだろう。
一回作ったら、あとは冷えた飯を食うのが通例だ。
ところが、最近ちょっとしたインシデントが起きた。
あれだ、霧雨のご息女が自称現人神の電子レンジ利用を目撃してしまった。
ここでレンジを盗むって展開にならなかったのは、結局自称現人神の家には
謎のインフラがあるということを理解しているからである。
以前、彼女がそのインフラを自宅に引くのにどうすればよいかと尋ねたことが
あったがさすがに山奥に電力を引っ張るのは難しいから断った。
とはいえ、エレンのマジックショップには電力が全力で通っているし
なんなら地下のラボとかには大容量電力取り扱う施設もあるから
そっちを利用しているんだと思っている。事故る前に目の届く場所に
いることはかなり助かると思っている。
んで話を戻すと、この食料を再度温めるってのをなんとか魔術で
実現できないかという試みをしたらしい。
いや素直に、枯れ木とか葉っぱを備蓄して燃やした方がいいのではと
思うのだが、それはやっぱり大変なんだと。
んじゃ魔力でどうこうって話もあるんだけど、実は炎は制御が難しく
屋内で使って延焼したら大問題になるから意外と使えないのだったりする
まあ、錬金術的な発想で燃やすより普通に科学的発想できないと
炎の制御は難しいなってこと。
そんなわけで冷たい飯を温めるためにいくつかのレンジがある施設を
占拠する霧雨のご息女たちの話でした。 なーむー