□月 ●日  No1806 味方が増えたよやったね


公安が呼んだとか言う変な学者どもと懇談会。こいつの顔はどこかで見たことがあるなと思ったら
米帝から遙々やってきたモーガンとかいう姉ちゃんである。
ある意味朝倉と同じような属性を持っているが話をする中では朝倉より幾分まともに見える。
ファッションセンスは朝倉とどっこいどっこいであり、もちろん色々な部分で残念であると
言えるだろう。
まあ朝倉は人間と言うより妖怪のたぐいなので比較対象にするだけ失礼ではあるのだが。


小兎姫は終始苦い顔をしている。櫻崎も作り笑いをしているような気がする。
案の定、朝倉とモーガンの波長はあって謎の空間を作り出している。
彼女の目的は月面戦争の時に大破したヴィヴィットの完全レプリカを作ることである。
ヴィヴィットは先の月面戦争の時に想定以上の戦闘を行い酷く損耗。現在はというと
量産型ボディに脳を接続した状態で運用している。
モーガンの話ではヴィヴィットはすでに実質妖怪なのだという。しかし妖怪としての
能力にボディが追いついていないため、疲労が激しいことになったらしい。


しかし、こちらに綿月姉妹がいるというのに今回の反応はいささか行き過ぎだ。
公安の連中は幻想郷に安全保障上のリスクが現れたと言っている。
幻想郷に所謂顕界に野心を持っているような人材がいると言うことか。


公安と言えば前に一度出張ってもらったことがある。それは自称現人神が幻想郷に
やってきたときのことだ。彼女の移動に際して最後まで護衛していくれたのは公安の人たちだ。
彼らの行動にはとても感謝している。
霊能局は荒事が得意だが人海戦術が必要な情報収集なら公安に分がある。
テリトリーを犯されている霊能局はおもしろくないのは当然だろう。


そんなわけで幻想郷に眠るという妖怪を巡ってのドンパチがここに切って落とされたのであった。
まあ私にはそんなに関係ないのだが。