□月 ●日  No1952 明羅女史困る


周囲には完璧女。男相手にはとても残念になる明羅女史の話。
彼女とて苦手な存在はいるようで今日はその話。

明羅女史 合コンなどであまり気乗りがしない場合は
女性と言うより男性っぽい格好をすることで知られている。
それが女性のファンを生んでいるのも事実なわけで。


この日も北白河が企画した合コンに参加したとき、明羅女史は
男性の姿をしていた。 北白河としてはメンツが増えればよしと
考えて居たのでたいしたことは無かったらしいのだが
明羅女史はあの後酷い目にあっていたことがわかった。


なんと明羅女史美人局にあっていたというのだ。
事情を説明しよう。相手の女が勝手に明羅女史を男性と勘違い
そのまま体調が悪いと行って自宅まで送り迎えさせたのだとか。
明羅女史も当然自分が女だから別になんてこともなく彼女を家まで
送り迎えしたのだそうだが。


そこで、野郎が出てきて美人局と判明したらしい。
明羅女史が「私女だが」の一言で時間が止まった。
引くに引けなくなった男。 相手を野郎ということにして
すごんでみたものの、ほんの少し手を出したせいで
あっけなく反撃されたという。


女は男から借金をしていたというのだが、よくよく話を聞くと
どこかで聞いたことのある糞狸の一派から借りていることがわかったため
試しに糞狸相手にホットライン電話を掛けたところ
なんと借金をしていたのは女じゃなく男だということが判明。
さらに二人で男をどついたそうな。


こうなるとどうなるかはちょっと考えればわかる。
すっかり女が明羅女史になついてしまった。
元々女性のファンも多いが敵も多い明羅女史ではあったが
こうなると更にややこしくなってしまっているようである。
最近道理で大人しいと思ったらそんなことになっているとは。


ちなみにこの話、お昼の時にレンコ達に聞かされた話なのだが
ええ、先日の話といい、女性ってナチュラルに怖いと思った次第であります。