幻想郷ではたらくひとたちは２０００回を迎えました。
いつの間にやら東方二次創作では最大クラスの大作と化したこのシリーズですが
毎日更新を繰り返してとうとう２０００回の節目を迎えることが出来ました。
今から５年ほど前から始まった一連のシリーズですが基本的路線は変えないままでここまで
続いたのはやはり周囲にいる人たちのお陰であることとただただ幸運であったと言わざるを
得ません。
運は自分でつかみ取るものといいますが、やはり運命というものは自分ではどうにも出来ない
一つの流れのように思います。
思えば、このシリーズが路線変更しないで済んでいること自体が一つの奇跡です。
東方Projectには多くの二次創作が存在し、幾つかの作品が原作との祖語に苦しんだ時代も
ありました。
今ではそうした悩みはなく、自由に物が書ける風土ができあがりました。自由が生まれた時に
一瞬ですが寂しさもありました。
東日本大震災の際、この作品の原稿データが破損したときがありました。
しかし博麗神社例大祭に先だって保存してたメモリスティック内のバックアップデータが
データのレストアに役立ったのもまことに幸運だと言うより他有りません。
現在原稿データは複数のストレージにクラウドデータとして保存しています。
端末破損時のために幾つかの執筆ソースも用意しています。
繰り返すようですが、私がここまで話を続けて来れたのは周辺の人の協力とただただ幸運で
あったと言わざるを得ません。
私個人と致しましてはこの幸運が続く限りはなんとか書かせていただければと思っております。
最後に、応援してくださっている方への感謝と東日本大震災で亡くなられた方へのご冥福を
お祈りしましてご挨拶とさせていただきます。
2012.3.1
いぬいぬ
