プロジェクトが色々破綻していてデスマーチに突入中の技術部です。
開発手法が顕界の手法を踏襲している限りこのへんの問題はどうにもこうにも
ならないわけなんですが、基本的にITの世界と全く同じというのは色々アレです。
そもそも魔術もプログラムもやっていることはほぼ同じで、対象がトランジスタか
魔法構造体かの違いしかありません。
とうぜん結合テスト、単体テストなどのシーケンスは、顕界と全く同じとなるわけです。
驚いたのは仕様書の書き方も顕界と全く同じでITゼネコンとやっていることが
全く同じだという事実であります。
むしろオブジェクト指向の発想そのものは魔術作成ではわりと標準的に
行われていた技術だと聞いています。
オブジェクト指向になる理由は単純で、基本的に魔法を使う人は魔術書を見て
魔法を使って、それを蓄積していきます。
とうぜん魔術書のすべてを魔法使いが理解することはまずなく、どんな魔法なのかを
理解してインターフェースだけを読んでいることがほとんどなのですね。
つまり皆さんが聞く魔法詠唱って、あれの実態はほとんど関数なのです。
そして魔法使いはバッチファイルを組み合わせているに過ぎません。
ではその下のレイヤーはどうなるかってことなんですが、こうしてバグが抜けない
現状を見れば見ての通り。しかも昔のコードはバグを仕様にしているので
どうにもならないのです。何度かリファインしているのですがこればかりはと。
実に面倒な話 というわけですね。 南無。