□月 ●日  No4386 人型変化を甘く見てはいけない


 みんなが思っている以上にこの幻想郷というのは妖怪変化と人間が溶け合っていることになっている。
 あまり意識していないと普通に人間と生活しているのだと錯覚するだろう。
 最も人外の連中は概ね顔が極端に整っており、現地人からしたら目立つのであるが


 ここからが厄介なところである。 現地人みたいな外観にしようとする派と、美女狙いの外観を
 狙ってくる奴と大きく分けて二つ出る。
 野郎じゃないのかという人が多いですが、何かあった時に庇護を受けやすい
 どうせ外見とその体力は一致しないというアレな理由を突き付けられなんとも言えない気持ちになる。


 さらに魔術的、というか技術制約があるケースもある。
 実は変身するときにフルに変形するより左右対称として処理したほうが
 魔術容量がなんと2/3に圧縮されるらしい。 はっきり言って聞きたくなかった。


 ちなみに憂げな表情とかで固めておくと表情筋などの処理が減って
 魔術容量をさらにダウンできるんだと。
 最近の人型変化は解剖学の領域に来ており、いわゆる不気味の谷
 どのように超えるかが現在の問題なんだとか。


 当初は人形のようなディフォルメした外見も試されたことがあったそうだが
 はっきり言って現実に見るとかなりデンジャーでありホラーなので
 そっちのほうが人間を怖がらせることができると太鼓判を押したが
 目にゴミが入って涙を処理するのが面倒と答えられた。


 もうだめかもしれん。