□月 ●日 No4463 乗り物も社員ですが
北白河ちゆりといえば、八雲商事に努めるOLである。
旧秘封倶楽部のメンバーであり八雲商事の中でかなり普通の人ってイメージがある。
彼女には自家用車があるのだがこいつがどこからか入手した人語を解す自動車であり
こいつがご主人の仇を討つ為に犯罪行為をしたところを目を付けたとかなんとかで
現在はここにいるらしい。
こいつは乗用車の分際で、自動車運転免許証を取得している。
訳が分からないが、これは、乗り物型妖怪に共通するもので
例えば霊能局の乗り物型妖怪は、みなそれぞれに免許証を取得しているし
きちんと学科試験から実地試験もきちんと通っている。
保険は彼らの給料から支払っており、調べてみると人間とほとんど同じ
保険料になっており、笑いがこみあげてくる。
北白河も実のところうちの部署にいるだけにそれなりに戦闘能力があるというか
ある意味火力だけはとんでもない代物である。
彼女のスペルカードはこの星上の自走りゅう弾砲などから発射される榴弾や
ミサイルなどをこちらに届けてもらってぶつけるという代物なんだとか。
だからある意味とんでもない威力である。 弾着タイミングなどは、本人が
連絡する必要があるし、条件は色々厳しいようである。
人外相手に問題ないのかというと、だいたい教授の後ろについていけば
大体のことが慣れると答えられた。まあ普通に考えれば、
メイドの人造人間とかに社員教育を施す時点ですでにあれだ。