□月 ●日  No4479 金食い虫

 現代の弾幕戦の多くは視覚外からの攻撃を禁ずるというものでありまして
 度が過ぎると改善命令が来ますが、八雲商事のスペルカードは
 その限りではありません。色々な意味で滅茶苦茶です。
 その中でも一番ひどいのは北白河の特科大隊だと思います。

 この特科大隊、まあ超遠距離より攻撃を加えるというものでありまして
 妖怪相手に非常に効果が高いものとなっています。
 というかですね、怪獣相手に肉薄して戦うのは絵面はよくても
 愚の骨頂です。

 つまり、肉薄して戦うのは超遠距離攻撃で攻撃が
 通らなかった時です。
 もちろん北白河はそいつらを率いているのではなく
 率いているのは専門のプロの皆さんであり、北白河は要請を行うこと
 射撃目標を正しく伝えることであります。また特科のみなさんは
 相手の姿が正しくとらえられていません。

 なぜなら捉えられたら射撃に影響が出るためです。
 視覚や聴覚などから発生する汚染は鍛え上げられても普通の人には
 大変危険だからです。もちろん彼らもそれなりのレベルで目標は
 理解していますが、下手に潜っても危険なのです。
 
 まあ今はGPS制御のミサイルとかもありますからねえ。