□月 ●日  No4528 応用スペルカード

 顕界のスペルカードは弾幕を出すタイプもさることながら、武装を出したり
 バリケードを設置したり、自動車運転を阻害するスパイクを展開するもの、
 ワイヤーを設置するものなどさまざまである。
 
 このタイプのスペルカードを一番使いこなしているのは、北白河や
 岡崎たちである。朝倉は高出力過ぎて、この手の魔術の必要性を
 感じていない模様。
 その気になれば、可能なのだろうが、この魔術はぶっちゃけ
 兵器を自前で用意する魔術なので、部署レベルで、バリケードなどを
 手に入れる予算を持っていない朝倉にはきつい。
 
 そして朝倉よりもはるかに北白河の武装のほうが汎用性が高いのも
 なんだかなあと思う。
 米帝でカーチェイスを演じたときも、北白河のスペルカードにより
 相手を想定以上に早く制圧できた。
 相手が装甲車程度なら何とかしてしまうのは本気ですごい。

 バリケードアサルトライフル程度なら防げるとあってこれも
 かなりすごい代物だと思っている。
 まあワイヤーが一番ひどいとはおもうがな。
 泥棒が逃げたときワイヤーであと一歩であの世行きだったからな。