□月 ●日  No4696 証拠隠滅

 こんにちは櫻崎です。
 みなさん気になっている人もいらっしゃると思いますが
 霊能局職員は一部の職員を除き武装をスペルカードで行う傾向が
 強まっています。黄昏酒場の一部住民も利用していますが
 実際のところは世知辛い理由があります。
 
 それは、銃弾は残るということです。
 性格には物理銃弾は回収しないとならないのです。
 これがとても厄介で、たとえばとある場所を戦場にした場合は
 そこで破壊したものに保証しないとならないのです。
 一応、火災保険とかの対象にもなるのですが、当然保険会社には
 補助金の形で、支払いを行う必要があります。
 結局は税金が出動するのです。

 したかいまして戦闘行為は、できる限り隠密で
 強い武器を使う場合は自衛軍武装の範囲内、独自武装なんて
 使えないですが、ここで便利なのがスペルカードです。
 実行時間が終われば消えてしまうこのカードは証拠隠滅に最適です。

 問題はうちでスペルカードはとてもバージョンが古いんです。
 朝倉さんに言われてバカにされているのですが、悪いのはお役所仕事の
 うちの技術部です。私たちじゃないです。