■月 ●日  No4788

 幻想郷出張中に第一種防疫体制が発動しました。
 顕界で流行り病が出たとかでの対処ということで
 やってきましたメトセラ娘です。

 どこで嗅ぎつけたのかこちらにコンタクトをとってきています。
 それもそのはず、彼女にとってはここがボーナスステージです。
 いくら食費が掛からないからといってもおなかはすきますし
 衣服だって無料ではありません。彼女の衣服は耐火
 衣服でありまして、そうしなければあっという間に素っ裸です。
 従来は石綿を利用した衣服を使用していましたが
 現代ではさすがにそれはできないので、普通の衣服に着替えてもらっています。
 これが結構価格がすると。

 こうした衣服代など諸経費の数年分をこのタイミングで稼ぐべく
 彼女はド派手に行動します。
 まあ妖精がやってきても安全です。ヴィヴィットは便利ですが
 損耗すると、部品類を都度発注することになり、却って
 手間ですからヴィヴィットに事務や実務だけやらせて
 メトセラ娘に用心棒になってもらったほうが安全です。

 まあコストはかかりますから我々が移動したほうが安いのは
 言うまでもないですね。