■月 ●日  No4922

 とりあえず普通に案件が解決しましたが、結局私は釣餌でした。
 最近このその辺の修羅場っていうのは大体慣れております。
 今だから言えますが、八雲商事から物資が届いた時点で
 本案件の概要、対処方法は紙で渡されました。
 テントの説明書にしっかり書いてありまして、テントの組み立て説明を
 読んでいる振りして内容を確認するってよくあるあれです。

 そりゃね、いくらなんでも私だって何も対処方法がない状態で
 あそこに飛び込んだら多少は驚きもしますし、多少は
 対処に困ったりもするはずです。 そうだよね?
 
 まあせっかくなんで積んでいたゲームで遊んだり、
 昼寝したりと自堕落な生活をしていました。
 トイレだけがネックでしたが、たぶん、それすら
 安定して対処された段階で相手も、こいつはダメだと思ったでしょう。
 無精ひげは多少生えましたが、冴月突入前に多少身なりは整えたつもりです。

 体を拭くタオル類はウンコと一緒に爆破されました。
 やっぱり補給が確保されていれば基本怖いものがない時点で
 私も随分マヒしてると思いましたわ。
 てなわけで、ビタミン剤かじりながら帰途についております。
 
 とりあえず、休みとるか。