■月 ●日  No5503

 霊能局の職員ってテレビに出ないのかって話。言っちまうと八雲商事とか霊能局といった
 本当のプロはその手の商売がほぼできません。傭兵みたいな妖怪退治の専門家とかが
 テレビに出る場合があります。彼らはだいたいデマを流して本当に起こっている事態に
 カバーストーリーをかぶせる解説員の役目です。

 ここからは、霊能局のまな板じゃなかった、真壁さんの話。まな板でいいか。
 彼女曰く現代で心霊写真はほぼ見かけないらしい。そもそもデジタルカメラ
 心霊写真を撮影することはほぼ不可能とのこと。最低要件として高ダイナミックレンジで
 さらに無加工データでかろうじてわかるらしい。しかもこうした画像は、たぶん心霊写真
 だろうけど実際にそうなのかは全く判別できないんだとか。

 画像で被写体の心理状態を調べることができるって人もいるにはいるんだけど、これは
 心霊写真の専門じゃないわけで、強いて言うなら有害か無害かって判別するくらい。
 そして世に出ている写真じゃまず無害。有害なもんテレビに出すわけないじゃんがまな板の弁。

 結論から言いますと心霊写真はほぼ全部嘘といっていいです。少なくても
 みんなが知ってそうなやつは、真に危険なやつは、だいたい厳重保管とかなんとかですね。
 ちなみに過去事例で、心霊写真に封じ込まれていた女の人がそのままお持ち帰りされる
 事例があったそうです。しかも普通に所帯をもったそうです。 もうわけわらんが、
 こういうケースもあるんだな程度で。