■月 ●日  No5599

 久々に飲み屋で飯食ってたら、突然の衝撃波、おまけに地震である。
 揺れっぷりから間違いない、どっかの馬鹿が超音速飛行したのである。
 ステルスなんかじゃなくて中途半端に低い高度で人間サイズじゃそりゃ
 レーダーになんか引っかからないわな。

 完璧に事案なので、どこの馬鹿がやったのか社内電話かけてそこはかとなく確認
 うちじゃないとわかって一安心。こんなあほなことできるバカは早々いない。
 しかも短時間で終わったというから衝撃波が出たタイミングは思ったより短い
 たぶん強制減速させられたとみた。

 さて高速飛行できる妖怪たちは軽車両扱いとなる。原動機付自転車とかと同じ扱いと
 なっている。よって超音速飛行したら速度違反も速度違反である。
 ものすごい反則金を支払うことになるのだ。もちろんこれには緩和規定もある。
 
 小兎姫とかが捕物とかするときがそうで、こうなると速度規制もあったもんじゃない。
 もっともあの二人の普段の移動方法がスポーツカー系警察車両だったり
 バイクだったりするのでそこは現行法の中でやってるってことだ。

 実際はヘリで移動してることが多いけどね。
 乗り物に変化できる妖怪がいるところは便利だよね。
 本人はかなり大変らしいが。