■月 ●日  No6003

 八雲商事は普通の企業なので監査法人やら、監督機関がしばしば出入りします。
 幻想郷からは閻魔大王が、顕界からは宮内省がやってきて、しばしば指導してきます。
 私はですね、毎度やってくる宮内省役人が大の苦手です。まあ彼らも仕事なので、
 色々言ってくるわけなんですよ。理解できなくはないのですが、無茶振りするんで
 困るんですね。
 
 なんでこのような運用をしているのかといいますとですね、そうしないと人類側の
 疑心暗鬼が怖いからです。だから定期的な査察がいるってわけですよ。
 そんなのごまかせないのかと思う人もいそうですが、武力って点では宮内省
 特務機関がやべえやつぞろいで、こいつらで異変解決できるんじゃないのか
 クラスだったりする。

 個人的に思うのはほぼ間違いなく、引退した博麗の巫女のポストがこいつなんじゃないか
 ってところ、引退じゃなくて博麗の巫女にならなかった候補がこうなっているって
 話も聞いている。うちの会社に浅間という元巫女候補がいたが、
 彼女の場合は、うーん。 アル中だからちょっと無理だったか。

 でも学歴や資格などは十分要件満たしているって聞いて人は見かけによらないと思った次第。