■月 ●日 No6032
霧雨のご息女の実家と面談、魔法使いを続けていることはすでに諦めている様子だが
博麗の巫女と一緒にかなりの異変を解決しているというとひっくり返っていた。
とにかく、一つ言えることは魔法使いというのは長命になるかすぐに事故るかの両極端である。
そしてすぐに事故る確率はほぼバスタブ曲線と同一の傾向を示す。つまり導入当初の事故率が
あがり、そこからしばらく低い状態が続いた後、自分の衰えにより魔術が不安定になり暴走する
ってわけだ。もちろん今はほぼそれがない。
厄介なのが被害額だ。彼女の魔法はあまりコントロールが上手いわけではない。
高出力を相手に当たるが周辺を破壊することもしばしばだ。
はっきり言ってしまうとルーキーより魔術を使う能力が下手だ。もちろんルーキーは岡崎先生が
朝倉のSDKを利用して魔術をかなり効率よく運用させているから成り立っている。
一方でルーキーの能力では、霧雨のご息女の魔術なんか利用できない。こいつはなんだかんだいって
出力が必須だからだ。
八卦炉のメンテナンスについては最近は香霖ではなくエレンにお願いしている。
よりチューニングされているってのもあるんだけど部品交換となると香霖では荷が重い。
エレンに言わせれば八卦炉の部品はガワ以外ほぼ新型に交換されたとのこと。
費用は・・・目の前の方に負担してもらうかな。