○⽉■⽇ No.1450 現実にいたらいろいろホラー(C78再録)


幻想郷に物資を運んでいて⼥の⼦と知り合っていれば
少しは出会いのひとつやふたつありそうなものだろうだろうが
現実はとても厳しい。


第⼀、あそこにいる⼈間は性格破綻者ばかりで、⾃称現⼈神すら
同調圧⼒の前に不安になって「幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね」
と⾔っている有様だ。
知り合いがどんどん遠くの世界に逝ってしまうのを⽬の当たりに
するのはあまりいい気分じゃない。


妖怪たちはどうなのか? 中には綺麗な⼈がいるのも確かだが、
価値観が違いすぎて会話がかみ合わないことが多い。
外の世界の⼈間が異世界の⼥の⼦と恋に落ちる話はよくあるが
そいつらが最終的にどうなるかはろくに描写されてないところをみれば
だいたいどうなるか⾒当がつくというものだ。
結局、あそこの妖怪や⼥の⼦とは適度に距離を保った⽅がマシというものだ。


できなければいつか精神的に参ってしまうだろう。
⾃分がまともだと⾃称しているのなら幻想郷の⼥どもにはあまり関わらないか
ドライな関係を気づくのが命をつなぐために必要なことなのだ。


と、新⼊社員に話したけど、伝わっているのだろうか。
どうせ数時間後には「俺が悪かった」って⾔うのだが。