□月 ●日  No1578 クリスマスで叫び


前日からの流れで急遽クリスマスパーティが開催。
場所はこれまた成り行きで朝倉の家と決まった。
大掃除したばかりという朝倉の家はそこそこ綺麗になっており、さらに
それなりに広いことからパーティをするのに丁度良いということになったわけだ。


料理は明羅女史 買い出しは岡崎 ケーキは結局売っている物を利用することに決定。
明羅女史の行動が色々危ないが、料理を作らせれば集中してくれると考えた為だ。
さらに霊能局の小兎姫と櫻崎まで加わり色々カオスになってきた。


魂魄は必死に朝倉の部屋を清掃中。 大掃除をしたという家だが
あくまで彼女の水準で語っている為、普通に人が入る為にはやっぱり掃除をしないと
いけないのである。


料理があつまり独女組独男組が集まる。そのままくだを撒き始めた。
なんか異様な空間である。本来なら男女同士の交流だから
そこそこ充実している筈なのだが、そこから恋愛的要素に発展しないのは
我が社の情けないところだろう。 たぶん。


ここに一本の電話。 電話を聞いた小兎姫が大慌てで帰宅準備を始めた。
何でも巨大妖怪が出現したらしい。
霊能局調査部の話では、リア充に嫉妬する怨念が集まった怪物らしい。
皆の目がきらりと光ったのを私は見た。
小兎姫が久々に苦笑いしていた。 


明羅女史がどこから用意していていたのか刀を持ち込んでいた。
銃刀法違反とか指摘するのも怖い状態である。


怪物だが、我々が到着するやいなや出オチ同然で倒されたことを書いておく。
冴月が幻想郷に強引に送還。 そこから皆で袋だたきにしたためだ。


ところで、怪物は大きくなりながら最後は破裂したような気がするのだが
気のせいだと思いたい。