□月 ●日  No2590 出張不可避


幻想世界でも金はいるし、生活はしないといけない。
そんな時期、今の季節は博麗の巫女たちが一番必死になる時期である。
食料採集のラストチャンスであるからだ。此処から先は食料を手に入れるのも困難な冬である。


そのため、博麗の巫女たちはこの時期ものすごく気が立っている。
それがうちの会社とどう関係するって? この時期秋姉妹の避難が行われるわけなのです。
彼女なら食料の群生地帯を知っているというので、彼女から食料のありかを聞き出そうというアホが
たくさん出るわけです。


もっとも彼女と真正面から戦っても勝率は低いです。しかし、この時期になるとさすがに
その能力も陰りが見られます。それをついて狙ってくるのです。
風見女史でも狙えばいいのにという意見もありますが、さすがにそこを狙う勇者は
いないみたいです。


そんなわけで彼女を保護するわけですが、どうみても保護の必要がないように見えます。
戦闘能力も高く、まさにPHANTASMというしかありません。
弾幕の密度を見せてもらったがとてもヤバイです。朝倉のスペカってこんなにポテンシャルがあったのかと
驚くばかりです。恐ろしい。


それでも保護しないとならないのはやっぱりみんなで殴りに来るからでありまして実にエグイ話です。
えっ、むしろ逆?



いやそんな、現実を突きつけないでくださいよ。