幻想郷のことを海外に説明するとき厄介なのは
カミの扱いでありまして、幻想郷で言う時のカミと所謂GODは影響範囲から
その効能、目的まで一致していないんですね。
どちらかというと後者は人格というより一種のロジカルなものというのが
実際ではないのだろうかと思う時があります。
ただ、国によってはロジックというものを認めないってのがあるんです。
それは非寛容というわけじゃなくて一種の不謹慎にも似た
空気というやつであります。
ほら、我々も空気を読めっていうじゃないですか。
そんな感じです。
なので幻想郷を他の国に紹介するのはなかなか難しいし骨が折れます。
文化的な下地があって、大丈夫なところはすでに幻想郷と
コンタクトをとっているところもあるので、実のところ
そこまで、周囲に広げる必要があるのか怪しいってものです。
また、幻想郷も単独でアクセスすると旨味がないってこともよく聞かれます。
結局幻想郷に関係する商売をやっているところとセットでアクセスすることで
初めて旨味が出るところなのかなと思う次第です。
まあ、なかなかうまく行きませんね。