幻想郷ではものを大切にすることは美徳といいますが
それは単にモノがないって証左だったりします。
河童たちがなんだかんだで生きていられるのは基本的に修理という
需要があるからです。修理需要はつい最近まで顕界でも十分ありました。
現代では部品の複雑化でメーカー自身が直せないなんてことが
わりと当たり前にあるのが痛いですね。
修理や古着は基本でありまして妖怪の間でもわりと融通しているらしいです。
これが実は天狗たちや河童たちが皆、似たような姿をしている
理由と聞いて軽くめまいをおぼえています。
ふりふりの服装もなんだかなんだいってどこかの流用なのです。
その辺をうまくやることで妖怪たちの服装は回っているのです。
そういえばワカサギ姿の魚類なんかは河童たちの服の素材を流用しているとか。
なんか聞かなきゃよかったってシロモノであります。