□月 ●日  No4326 露


 共産圏の妖怪変化というのはあんまりいないイメージがあるのですが
 実態としては結構います。
 というか人間が生き残れなくて妖怪だけが生き残った結果
 彼らの比率が上昇したとしか思えない展開があります。
 特に彼らは強制労働ではとても優秀だったそうです。
 問題は彼らが想像以上に寿命が長いこと。


 当然党執行部が忘れたころにしっかりと復讐されました。
 彼らはちゃっかり市民権を得ていたのです。
 失敗だったのはそれを主導した指導者は
 朝に倒れたのですが、部下に見捨てられ亡くなったって
 落ちでして、そりゃそうですよねとしか言えません。


 当然中有の道では厳戒態勢。
 見捨てての暗殺ですから
 そりゃ当然で、その後どうなったのかってことなんですが
 思ったより静かだったとのこと。
 オーラが吹き飛んだおっさんが通って
 誰も気づかなかったって落ちが待ってました。


 あとで閻魔様がアカシックレコードを読んでようやっと
 気づいたそうですな。