□月 ●日 No4514 あっ
アーティファクトの取り扱いについてはここ最近いろいろなところが参入しては
事故を起こすってことを繰り返している。もっともものによっては
そこまで被害が出るものではないが、ドラゴンのしっぽをさすっている
ようなものというのは岡崎の意見である。
私からみれば彼女の言い分は実に的を得ていると思う。どうみてもデーモンコアを
マイナスドライバーでギコギコいってるような動きである。
そこから事故が起きても、そうですかというところであり
巻き込まないでくれって思ったりもする。
それでも彼らが研究を止めないのは、こいつによって多くの基礎研究にかかる
費用をすっとばせるからだ。基礎研究にはお金と労力、そして長い時間
そしてこいつが一番重要、周辺の理解が必要だ。
つまりなかなか結果がでないものを出るかどうかわからないけど
やり続ける必要がある。途中でやめればゼロであるのだが
今日の短期間で利益を計上するシステムでは基礎研究の
中に計算こそされるもののコスト扱いになってしまう。
そこで、アーティファクトを使えばその辺の問題を解決できると
そう思うのは仕方ないのだ。
また新参企業が、資金力があればなんとかなるというのも大きい。
その結果が事故であり、事故によって危険なのは理解しているのだが
それでも得たいと思うというのが実情なのである。