□月 ●日  No4610

 妖怪変化の多くは美人で知られますが醜い妖怪は評価がかなり
 わかれます。まず本当に姿を完全に再現できずに崩壊しているために
 ダメというパターンと、自分の姿をある程度相手への威嚇に利用する
 ものがいます。後者はより厄介ですが、もっとやっかいなのは
 自分を色々飾ってしまうタイプです。たとえばまったく意味がないのに
 羽を付けるやつはとても多いです。もちろん意味はありません。

 空力的な意味があるのはいいとこカラス天狗くらいです。
 あいつらは自分たちの飛行負担を減らすためにグライダー方式の
 折り畳み式はねを持っているってだけです。

 あと耳についてもあまりいみがないとされています。
 実際に意味があるとしても指向性を上げる行為は単に
 相手にセンサーを見せているだけですから音響攻撃に
 極端に弱くなるなどろくなもんでもありません。

 まあつけている理由はほぼすべてのレベルでかわいいからです。