■月 ●日  No4884

 幻想郷で冷凍食品を持ち出す場合、どうやっても温めがネックになります。
 安定した火力が出せないんですね。ご飯を炊くには安定した火力が重要ですが
 あれは主婦たちの技術力で成り立っているわけです。それだけご飯を炊くのは
 大仕事となります。夜が雑炊とかになるのは冷えたご飯を美味く食べるためでも
 あります。
 
 たこ焼きを幻想郷に持ち込むは相当難しいという検証結果が出て
 げんなりしています。タコは代用が効くとしても、そもそも彼らは
 内陸部ですから生まれてこの方タコを見ていません。危ないのは
 自称現人神とか一部の海を知ってそうな妖怪変化くらいなもんでしょう。
 それでもタコを食用として用いるとなればそれなりにハードルになります。
 だから代用タコで十分ってわけです。

 で、問題は火力です。魔術でやるって手と炭を利用するって手が有効です。
 ってかそれしか手段がないともいう。安定した火力はそれだけで重要で
 屋台をやってる人はそれで飯を食ってるわけですよ。
 炭が高コストであるってことが今度はネックになります。

 いっそ炭を輸入するかなとも思えるのですが、豆炭を自給させるかって
 話も出ています。出来そうなところが見つからないのが難点ですが。